わかりやすい筋肉の基礎知識

筋肉の「構造」と「形状」を知ろう。 筋肉の基礎知識♯1

筋肉の基礎知識 #1


今回は、「筋肉の基礎知識」第一弾ということで、筋肉の構造や役割、形状などを学んでいきましょう( *´艸`)

身体は、300個以上の筋肉と、200個以上の骨があるよ

その一つ一つに役割があり、形、特性などが異なってくるんです。
普段何気なく使ってる身体には、そんなにたくさんのパーツでできているんです。

それでは本題に入りましょう😆

「横紋筋」と「平滑筋」

筋線維は大きく別けて2つに分類される。
 
横紋筋と平滑筋

それが「横紋筋おうもんきん」と「平滑筋へいかつきん」です。

まずは、「横紋筋おうもんきん」から解説していきます。

「横紋筋」とは。

横紋筋
横紋筋おうもんきん」は、縞模様しまもようまたは、横紋構造おうもんこうぞうを持つ筋肉の事を言います。
 
さらに「横紋筋おうもんきん」は、関節を動かす「骨格筋こっかくきん」と心臓を動かす「心筋しんきん」に別ける事ができます。
 
横紋筋(骨格筋と心筋)

「平滑筋」とは。

平滑筋
平滑筋へいかつきん」は縞模様しまもようまたは、横紋構造おうもんこうぞうを持たない筋肉の事を言います。
 
平滑筋へいかつきん」は、主に内臓を構成する筋肉です。
 
その為、「内臓筋ないぞうきん」と呼ばれています。
 
平滑筋(内臓筋)

体を動かしている骨格筋は、「横紋構造おうもんこうぞう」ということを覚えておきましょうね。

「随意筋」と「不随意筋」

意識的に動かす事のできる筋肉を「随意筋ずいいきん」と言い、動かせない筋肉を「不随意筋ふずいいきん」と言います。

意識的に動かせる「骨格筋こっかくきん」は、「随意筋ずいいきん」と言えるでしょう。
 
随意筋
 
逆に、意識的に動かす事のできない「心筋しんきん」や「内臓筋ないぞうきん」は「不随意筋ふずいいきん」に該当しますね。
 
不随意筋

骨格筋の形状

骨格筋こっかくきんは様々な形状で分類する事ができます。
いくつかご紹介します。

紡錘状筋(ぼうすいじょうきん)

紡錘状筋
筋線維が長く、中央部が膨らみ、両端が細い筋肉。

例:「上腕筋じょうわんきん
上腕筋

羽状筋(うじょうきん)

羽状筋
筋線維が短く、鳥の羽のように斜めに付着している筋肉。

例:「三角筋中部さんかくきんちゅうぶ
三角筋中部

半羽状筋(はんうじょうきん)

半羽状筋
鳥の羽が半分になったような筋肉。筋線維は短い。

例:「半膜様筋はんまくようきん
半膜様筋

多腹筋(たふくきん)

多腹筋
筋腹が3つ以上に分かれている筋肉。

例:「腹直筋ふくちょくきん
腹直筋

二頭筋(にとうきん)

二頭筋
筋頭が2つに分かれていて、起始部または停止部が2つある筋肉。

例:「上腕二頭筋じょうわんにとうきん
上腕二頭筋

板状筋(ばんじょうきん)

板状筋
筋腹きんぷくが板状になっている筋肉。
さらに、三角形の「扇形筋おうぎがたきん」と四角形の「方形筋ほうけいきん」がある。

例:「頸板状筋けいばんじょうきん
頸板状筋

以上、筋肉の形状でした。

まとめ

身体は、想像以上にたくさんの筋肉で構成されているのです。
筋肉の特性、構造を理解する事でトレーニングの質をグッと上げる事ができます。
さらに、ケガの予防にも繋がるのでしっかり覚えていきましょう。
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