こんにちは!タナトスです!
今回は、インスタグラムで投稿した下記の動画からマトリックのような「SF風デジタル演出の作り方」の作り方をご紹介します🕶
今回は、エフェクトの重ね掛けとモードの組み合わせなどで難しいです😂
ひとつひとつ画像を使って手順を記載してます。
細かい解説は割愛している部分もありますが、同じ手順を踏めば同じものができるので頑張ってついてきて下さい👍
早速いきましょう❗️
土台となるデジタル模様を作成
まずは黒色の背景を設置しましょう💡
設置した背景にエフェクトの「稲妻(高度)」を適用します。
プロパティを下記で設定します。
- 稲妻の種類:至る所
- 伝導状況:26.0
- 乱流:6.50
- フォーク:50.0%
- 減衰:0.04
- エキスパート設定 → 複雑度:1
これで土台となる模様ができました。
デジタル感を出す
調整レイヤー1を設置してモードを「スクリーン」に設定します。
設置した「調整レイヤー1」に下記3つのエフェクトを適用します。
- CC Star Burst
- 単色合成
- トーンカーブ
適用したら、単色合成の影響で画面が白くなりますが慌てずに。
3つのエフェクトのプロパティを下記を参考に設定します。
- CC Star Burst
- 単色合成
- トーンカーブ
Scatter:0.0
Speed:0.00
Grid spacing:13
size:30.0
Blend w. Original:0.0%
カラー:黒色
チャンネル:RGB
※画像を参考に変更してください
これで白いドットができました⏫
さらに小さいドットを重ねたいので、「調整レイヤー1」を複製します。
エフェクトのプロパティを下記の2点のみ変更します。
- CC Star Burst
Scatter:1.0
size:20.0
モードは「スクリーン」のままでOKです。
さらに、よりデジタル感を出していきます。
調整レイヤーを新しく設置します。(⏩調整レイヤー3)
モードは「スクリーン」のままでOKです。
そこに下記の6つのエフェクトを適用します。
- 高速ボックスブラー
- トランスフォーム
- モザイク
- 輪郭検出
- トランスフォーム 2
- トーンカーブ
※エフェクトの順番も上記の通りに設置しましょう。
この6つのエフェクトで結果的に下記のようになります。
それでは、エフェクトをひとつずつ見ていきます。
- 高速ボックスブラー
ブラーの半径:5.0
これで少しボヤけます。
- モザイク
水平ブロック:400
垂直ブロック:400
この段階では分かりにくいですが、モザイクが掛かっています。
- 輪郭検出
反転にチェックを入れます。
これでモザイクの輪廓を出す事ができます。
次にこのモザイクを菱形にする為にトランスフォームを2つ使います。
- トランスフォーム
回転:+45
「高速ボックスブラー」の直下に配置します。
もうひとつ複製して「輪廓検出」の直下に配置。
※複製したので名前が「トランスフォーム2」に変更されています。
- トランスフォーム
回転:-45
これで菱形のモザイク柄ができました。
- トーンカーブ
チャンネル:RGB
※画像を参考に変更してください
そして、「トーンカーブ」でコントラストを付けます。
これでデジタル背景の完成です😉
ロゴ、またはテキストを配置
ご自分のロゴ、または好きなテキストを配置しましょう。
今回は、私が使っているロゴを配置します。
配置したロゴのモードを「ステンアルファ」に変更します。
そうしたら、ロゴの形で背景を投影してくれます。
その上にもうひとつロゴを複製してモードを「加算」にします。
これは、ロゴの輪廓を出す為のものです。
この時点では、ロゴは白くなります⏬
次にエフェクトの「輪廓検出」を適用します。
- 輪郭検出
反転にチェックを入れます。
次に、「高速ボックスブラー」を適用しプロパティを下記に変更します。
- 高速ボックスブラー
ブラーの半径:1.0
そして、エフェクト「トーンカーブ」を適用しプロパティを下記に変更します。
- トーンカーブ
チャンネル:アルファ
※画像を参考に変更してください
この時点では変化が分からないかと思いますが、後で分かるので次の段階に進みます。
ロゴを立体的にする
ロゴレイヤーの真上に調整レイヤーを配置します。
その調整レイヤー4にエフェクトの「CC Radial Blur」を適用しプロパティを下記に変更します。
- CC Radial Blur
type:straight zoom
Amount:-50
かなりロゴがぼやけましたけど問題ありません。
次に「CC Composite」を適用します。
ひとつのレイヤーでエフェクトを多重がけして処理する事ができるエフェクトです。
- CC Composite
Composite Original:In front
そして、エフェクト「トーンカーブ」を適用しプロパティを下記に変更します。
- トーンカーブ
チャンネルのアルファとRGBを変更します。
※画像を参考に変更してください
そうしたらロゴが立体的になったと思います⏬
色を付ける
最後に色を付けていきます。
今回は、Video Copilot社が提供している無料プラグインの「VC Color Vibrance」を適用します。
好きな色にして完成です😆
いかがでしたか?
今回は使うエフェクトの数も多く、モードの組み合わせもあり難しかったのではないでしょうか。
エフェクトの重ね掛けは慣れるまでかなり時間がかかるので何度も練習しましょう。
そんな私も全然分からない事も多々あります・・😂
日々精進してお互い頑張りましょう💡
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